林道日記(OFF-ROAD・DIARY)



ご使用上の注意!
このデータは、あくまでおいらの走ったルートの覚え書きです。
ですので、スポンサー以外のクレーム一切お断り致します。
走行距離は主にバイクで測定し、旺文社発行のツーリングマップルにて無断で補正しています。
また、掲載される内容は
必ずしも最近の状況及び写真ではありません。
走行日を良く確認し、一か八か?役立ててください。


キャプこのContentsは、適当に増殖します。ョン
林道日記(OFF-ROAD・DIARY)005-1

原町の林道群は変化にあふれる。森林鉄道を基盤に派生した林道が主軸となる。
写真は冬佳林道尾根沿い部分。晴れた日には太平洋を望む。



原町周辺林道
  川俣・原町・浪江を軸とした広域三角地帯には、地元の方が芋煮会に来る程の美しい渓流美を備えた林道が幾つか存在する。
 加えて、南相馬市(旧原町市)の野手上・高ノ倉・
横川ダムを結ぶ「林道黄金の三角地帯」に走る林道群は個性的だ。近年は道路開発と林道舗装化が進み、数は減少しつつあるものの、先日林道の一部が森林鉄道の軌道跡であることが判明した林道群でもある。
 早春・晩秋には、ぜひ走っておきたい林道と言えよう。余談ながら、腕に覚えのある方は冬にアタックも可能なルートでもある。
TouringMapple2005.3版に一部路線のみ掲載(林道表記なし)冬佳線伐採林道のため部分点線表記。
地図によってはこの2本が繋がっていない場合もある。
 
●林道冬佳(とうけ)線
区間総延長:約4Km(全線未舗装)

概要
 冬佳林道は県道川俣原町線の矢木沢峠に出入り口側がある。入口はバスが回頭できる程広く林業関係者の車両置き場を兼ねるようだ。常磐道誘致の看板が目印。
TouringMapple2005.3版未掲載
 毎年、新年度になると道路補修を行うようで、暫くは良く整備された路面状況だが、基本的に伐採道の集合体のような道なので、突然の直角コーナーやむやみにアップダウンの在るルートが面白い。
 地元の方が曜日を問わず入山するので、山菜採りのばーちゃんには要注意である。また晩秋、初春には腐葉土確保のための軽トラックが出没する。


県道12号線側入口。看板側に入口がある。


殆ど消えてる冬佳林道の道標


冬佳林道終点、と同時に助常林道終点らしい。


助常林道飯樋川支流線(仮)。早春と晩秋はそれぞれに美しい。

助常林道落合橋。下の川は新田川の本流。橋のあちら側が原町森林鉄道跡と目される。


 矢木沢側から入ると天気がよい日は相馬・原町・浪江沖の太平洋が見える尾根沿いのルートだ。秋には台風通過後にガリガリ荒れるので、その頃も面白そう。逆Y字路に出た所で助常林道支線?に合流、直進で下りが支線、ターンして尾根に向かうのは伐採道だが、現在も通行止めだ。

●助常林道(本線・支線?)
区間総延長; 不明
      (舗装部分を含む)
未舗装区間:約9.8Km
      (進入可能区間)
解説
 明治41年(1908)原町森林鉄道馬場線が敷設された。
その後昭和4年(1929)に新田線が敷設され、これが現在の助常林道の前身とされている。
 現福島交通原町営業所を起点に現石神発電所から新田川を遡上しする原町森林鉄道軌道跡を後目に、助常林道は県道62号線助常地区から小さな峠を越えて新田川に合流。ここから軌道跡を転用して落合橋まで林道化します。
その後林道は軌道から離れ、八木沢峠に向かって北上・終了します。
概要
 助常林道は北に冬佳林道、南の県道62号に繋がる中間接続林道?である。北の冬佳から入るには飯樋川の沢を下って進入する。沢沿いのルートはいつも荒れて、ヘアピンなど洗濯岩のようにガレているし、沢沿いは湧き水でトリッキーに滑る。
 この部分は、春先でも路肩には大量に圧縮された昨年の紅葉を見る事が出来る。やがて、新田川の支流である飯樋川に沢が合流、林道は道なりに飯樋川に沿って走ると川に掛かる落合橋が現れる。
 この直前に飯樋川は本流である新田川に合流する。この落合橋が一般的休憩ポイントだ。この区間は当初助常林道の支線と考えられていたが、助常林道の新田川区間が原町森林鉄道軌道路に重複するため、実は本線と思われる。また現地の表示板にも表記がある。

橋の袂、ゲートの奥に林道が続く。電力会社の管理道路であるが、これが原町森林鉄道の本線路である。
一方、助常林道本道は新田川と一緒に東(下流)に下る。その美しい渓谷美に見ほれて崖下に吸い込まれそうだ。

「思い切って突入してみる?」



実は本道?野手上ダムへの管理道路である。
一般通行禁止。


本道そばに標柱、しかし道路名の標柱はない。


橋から先は林鉄廃業後に
延伸されていると思われる。


路面状況は極めて良好だ。


ni
新田川南側の路面状況は良好だ。写真の「取木橋」は第一・第二がある。
共に昭和35年竣工。古い!


n
第一・第二取木橋の間にある待避所近くに建つ保安林地域表示板。
おそらく昭和35年以降の建植。助常林道は新田川を渡って北上の表記がされる。
中央下の県道62号が旧名の「県道山木屋原町線」とある。


2Kmほど平行に走行すると、Y字路を境に道はやがて標高を取り始め、下ってきた時と同じ様な道を、同じように進んでゆく。小さな峠を越えて下り始めるとまもなくゲートを過ぎ、県道62号に合流する。


入口向かって左側の沢に落ちている鳥居。シロアリによる被害で倒壊した

 
合流点に鳥居がある事からも、水神様を祀ったものだろうがユニックトラックが通りやすい様に鳥居の下側が分断されていた。
おかげで2001年頃に片方が倒れてしまった。
尚、廃道日記にある中州のお堂と関連があるかは不明である。

 調査日(03/5/18)の状況:
 路面状況は「普通」で通行可能でした。相変わらず助常林道支線が少々荒れ気味な程度。近くに手頃なスタンドはないので給油は確実に。

 調査日(06/3/5)の状況:
 気にも留めなかった森林鉄道という観点から林道を見ると、新田川沿いの軌道跡は傾斜が均一に緩やかに取られている事が伺える。一方前後の起点・終点の山越えはいかにも自動車道路らしい経線を見せる。
 切り口を変えて事象を見ることがいかに大切か?改めて考えさせられる林道である。


下流川の林道と鉄路の分岐。
右が昭和35年の林道。左が昭和4年以降に開発された軌道跡。


助常林道起点。左の舗装路が県道62号である。
標識の奥にT型の木が見えるのが、鳥居の名残である。


昭和40年代?に建てられた標識。
もうサビ錆びである。









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